ある体感

昨日のまほらの瞑想ワークショップ「Light of Star Children☆ Space Flower Infinity・New World」の追加の記録。


昨日の瞑想の中でエネルギーワークに参加してる体感を持った時があった。そしてそれは終わった後でのシェアで、他の参加者たちも似たようなヴィジョンを見ていたのがわかってとても興味深いと思ったので記録しておく。


その瞑想が始まってしばらくして、ニューワールドの光にあふれる世界の中でとても異質な黒っぽい60cmほどの大きさの岩というか、大きな石があった。その石は周囲と完全に関係を絶っていて、とても異質で、とても自分自身を閉じているような印象があった。その岩に少しアクセスすると、さまざまな感情が閉じ込められた過去の記憶のような印象があった。


そしてその石は偶然現れたわけではなく、地表の下から掘り起こしたような感じだった。それは今起きている、あるいは将来起きる何かの出来事を解決するために過去に遡って癒やす必要のある記憶で、だからわざわざ掘り起こしたもののようであった。


私を含め、20人近くが手をつないでその石の周りを取り囲む。そしてそれぞれがその石にアクセスする。石(あるいは過去の記憶)が何を訴えているのか、読み取っていく。混沌や痛み、憎しみ、絶望、怒り、叫びなど、さまざまな感情が私の中に流れ込んできて私を圧倒する。それらの感情は私の中にもあるものであった。そしてそれが私の内から呼応して、私はさまざまな感情に揺り動かされ、そのまま引きずられそうになっていく。自分が落ちていきそうになった時、私のつながれた両手から仲間たちのサポートが真珠色のエネルギーとして流れ込んでくる。彼らもそれぞれの自分の記憶、傷と戦っているのだ。それと同時に互いに仲間を励まし続けている。


呼吸を使って何度もとらわれそうになる波を乗り越える。誰かが「ルルル・・・」と声を出す。それは力強い波となって私たちの中で広がっていく。さらに呼吸を使ってその石のエネルギーを受け止めながら癒やしていく。やがてその石は尖った感情を収めていく。ゴツゴツした黒い石はその色を失い。やがて水晶のように透明になっていった。


我々は乗り越えることができた。その経験を与えてくれた石にみんなで感謝を献げる。


私はこのとき自分が「個」でありながら「弧」ではないことを体感した。一人一人が自分と向き合ってなんとか乗り越えていく、と同時にその時、周囲のサポートが常にあり、自分は一人でもがいているわけではないことを知っている。そして一つのチャレンジを乗り越えることで自分が成長し、同時に全体も成長する。お互いが開いていて、純粋にサポートしあい、支え合っている。


なんだかひどく生々しいほどリアルな体感があった。


瞑想の世界は本当に興味深い。


全てに感謝です。



宙海の音(Sorami no Oto)

ようこそ、宙海の音へ。 ここは「天に在るように地にある」べく、日々暮らしながら、世界が美しいものであふれていることを記録にとどめるためのサイトです。 宙海の音とは瞑想中に出会う空間で、そこでは全ての存在がそれぞれ固有の音を響かせながら 一つの完全に美しい音としてその空間に広がっている音のことです。 どの音もすべて必要な音であり、どの音が欠けてもそれはもう宙海の音ではないのです。

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