道ははてしなく続く

今日は平野有希さん主催の瞑想セミナー「光の使者になる」2日目に参加した。


最初から初日のテーマを掘り下げるような展開が続く。

印象的だったのは2つめの瞑想。前回同様、また左の方から眩い光がやってきた。ここでは未来生の自分に出会うのがテーマだが、垣間見えた殺伐とした過去生の光景・・・たぶん戦いにあけくれているような感じだった・・・を癒やしたいと思った。私は最初、光を送るイメージで癒やそうとしていたのだが、おそらくこの光の存在と未来生の存在が関わっているせいか、急に言葉がでてきた。『我々はあなたを愛しています』と・・・。


すると一瞬で、ワッと感情と涙があふれて出てきた。この言葉が一瞬で過去生の自分と今の自分を癒やしてくれた。今の自分が愛に飢えていたとは思わないが、自分の存在全てを包み込むような言葉になんだか急にこみ上げてきた。初日もそうだったが、この光がやってくると瞑想の誘導と少し違う流れが起こって、だけど今の自分に必要なことが展開するという感じになるのが興味深い。


今日の気づきは自分が結構いろいろなものや現象や人に嫌悪感を持ち、異なる価値観を持つ人たちと自分との間にしっかり線引きしていることだ。まさしく、存在しているのに存在していないふりをしているのだ。

今回、瞑想の中で私が目指す方向を示されたように感じた。

私が嫌悪するものから自分が大切にしているものを護ろうとしていたが、それでは世界は変わらない。平行線、繰り返しが続くだけだ。これから必要なのは自分が嫌悪するものの中にも価値を認め、自分が護りたいものと結びつけていくこと。


傾向として、私が嫌悪するものには力がある。それを好む人たちがいる。そこには私が認めていない、あるいは認められない価値があるのだ。これ、言うは易し、行うは難しで、まず自分が嫌悪したり無価値と判断しているものの中にも価値を見いだすことはかなりハードルが高い。また新たなチャレンジだな。そしてキーワードはおそらく「愛」だ。

瞑想の中で『私はあなたを愛しています』は魔法のようにパワフルな言葉だった。


ワーク初日に私は自分自身を「つなぐもの」と定義した。

だがその「つなぐもの」は同じ価値観を持つものだけでつながるのではなく、むしろ異なる価値観のものをつなげていく・・・ということにあるような気がする。


私がめざすコミュニティは囲い込むものではなく、外へ外へとつながり、広がり、発展していくコミュニティであるのだろう。

それが具体的にはどういう形のものとなるのかはわからない。


かつてヒプノセラピーでみたヴィジョン。山の上で一人でいるところから降りていって、中腹の自分の言葉が通じる人たちだけを相手にしていたのをさらに山を降りて雑多なカオスの濁流のような世界に入っていく・・・私はもう山を下りたと思っていたが、まだ中腹の、価値観が同じ人たちとだけ付き合っている段階だったようだ。


道ははてしなく、まだ半ばも来ていない・・・。

だが、確実に進んでいる。だから気長に、楽しみながら歩むことだ。


全てに感謝です。



宙海の音(Sorami no Oto)

ようこそ、宙海の音へ。 ここは「天に在るように地にある」べく、日々暮らしながら、世界が美しいものであふれていることを記録にとどめるためのサイトです。 宙海の音とは瞑想中に出会う空間で、そこでは全ての存在がそれぞれ固有の音を響かせながら 一つの完全に美しい音としてその空間に広がっている音のことです。 どの音もすべて必要な音であり、どの音が欠けてもそれはもう宙海の音ではないのです。

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